沖縄のプログラミングスクール比較
この前量子コンピューターについて書いたっきり、、、なかなか次なる投稿ができませんでした(^_^;)
絶対零度で動く量子コンピューターっていうキャラが立ちすぎてたせいで次に扱うテーマが難しくなってたんです。。
今回は沖縄のプログラミングスクール事情について書いていきたいと思います(^^)
沖縄のプログラミングスクールの解説
当スクールは、平成29年からスタートしていますが、沖縄にはその前からプログラミングスクールがあります。
大手が運営するプログラミングスクールがこちら
Tech kids school
テックキッズさんは平成29年9月現在は、小学生のみ受付ているようです。内地には、中学生・高校生対象のスクールもあります。
一年目には、スクラッチを勉強するようです。この、スクラッチについては、重要なので、詳しく書きます。
~以下ウィキペディアより抜粋~
スクラッチ とは初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られるプログラミング言語学習環境である。MITメディアラボが開発し、遊び心のある実験やインタラクティブアニメーション、ゲームなどの製作を通してさらなる学習のやる気を起こさせることを意図している。
沖縄のプログラミングスクールはスクラッチ中心
スクラッチの由来はディスクジョッキーがレコードを手でこするスクラッチと呼ばれる技術であり[1]、DJが気軽に曲をミックスすることと、スクラッチによって簡単にプロジェクトをミックスすることを関連付けたことによる。
というわけです。ちなみにプログラミングっていうとこんな感じをイメージをしませんか?↓
どっちが親しみやすいですか?言うまでもなく謎の猫の方ですよね?
そうなんです。スクラッチは、記号とアルファベットを使ったプログラミング言語ではありません。そもそもプログラミング「言語」というぐらいですので、英語などの外国語に近いイメージです。よく使う単語や文法もありますし、書き方のマナーや文化まであります。それに対してスクラッチは「言語」ではなく、ブロックプログラミングと言われる部類に属します。
絵を組み合わせてプログラミングするブロックプログラミング
ブロックプログラミングは記号や単語を使ってプログラミングするのではなく、絵を組み合わせてプログラミングを行います。
例えば、ゲームを作るために、まずはキャラクターを表示させ、10歩歩かせるという事をしたいとします。
スクラッチだと、
①表示させたいキャラクターをクリック
②「10歩動かす」というブロックをマウスで動かしてキャラクターの下に置く
こんな感じになります。わかりやすいですよね。
しかし、プログラミングだと、
var character = new character();
character.wolk(10,0);
こんな感じです。さっぱりですよね。
つまり初心者でも直感的に理解しやすいのが、ブロックプログラミングです。
沖縄でスクラッチを極めるとプログラマーになれるのか?
結論から書きます。なれません。
沖縄でも、内地でも。
下記が2017年度のプログラミング言語別平均年収のグラフです。
スクラッチが無いですね。求人対象は全て「プログラミング言語」です。つまり、プログラマーとして仕事を確保するには、プログラミング言語を習得する必要があるという事です。ちなみに言語によって得意分野が違います。
一位のscala(スカラ)は、セキュリティが高く、ツィッター社が利用中。今後伸びていくと言われている言語です。
2位のpython(パイソン)は、データ分析や機械学習の分野で利用が進んでいます。いまをときめくAI(人工知能)ってやつですね。
ちなみに当スクールで最初に学習するjavaScriptは、9位になっております。
平均年収は536万円ですね。
元々、ウェブページでちょっとしたアニメーションを加えるのがメインの使いどころでした。しかし、Node.jsなどの新技術が登場した事で、一気に活用の幅が増えてきた言語です。元々初心者には理解しやすい言語いう側面もあり、当スクールでは最初に学習を行っていきます。
おっと話が随分脱線しましたね。
つまり、ブロックプログラミングは本格的なプログラミングができないという事です。その辺はテックキッズさんも考慮されているようで、一年目にスクラッチを勉強した後は、2年目からiphoneアプリ作成のための、swiftという言語を勉強するようです。
ヒューマンアカデミア ロボット教室 チェーン店
ヒューマンアカデミア ロボット教室は、ロボット教室をフランチャイズで展開する会社になります。沖縄でもフランチャイズ加盟店が4教室あります。
沖縄市に一つ。那覇に3つあります。 整形外科と併設している教室もあって驚きですね。
沖縄のプログラミングスクールはあくまでスクラッチ中心
ロボットプログラミングでは先ほども取り上げたスクラッチを使ってロボットを操作できるようです。
月2回の授業で一年単位で勉強していくようですね。もちろんあくまで、スクラッチをベースにしているので、実際のロボットを動かす仕事現場では使えません。まずは、プログラミングの流れを理解するという事に力点が置かれています。
こちらは浦添市にある小学生向けのプログラミング教室ですね。
ブロックプログラミングとタイピングを学習するようです。ブロックプログラミングという事なので、おそらくスクラッチだと思います。全四回と、コンパクトなカリキュラムになっています。
こちらはロボットプログラミングを学習する学校です。那覇市小禄にあります。
授業で取り組む課題がユニークで、
~一本ではポキッと折れてしまうパスタ麺でロボットアームを作ろう~
~竹ひごを使ってトラス構造を作ろう~
もはやプログラミングではなく、簡単なロボット自体を作ってしまう授業も多いようです。面白そうですね。
ロボット作りを通して構造体の仕組みなど、ものづくりのノウハウを体で覚えていく感じでしょうか。
沖縄のプログラミングスクール・コードの特徴
ジュニアプログラミングスクール コード
当スクールでは、授業内容を3つの分野で構成します。
①まず、スマホ世代の中学生・高校生にとって、パソコンのキーボードに慣れて頂く事から始めます。
タイピングソフトを使い、ゲームで遊びながら入力練習を繰り返します。最終的にキーボードを見ずに入力するブラインドタッチをマスターする事で、学習効率が飛躍的に高まります。
②ブロックプログラミングは、先ほどから書いているとおり、スクラッチに代表されるようなブロックを組み合わせる直感的にできるプログラミングです。当スクールでは、「ムーンブロック」というウェブソフトを使います。大まかなプログラミングの流れをつかむのに効果的です。
③本格的なプログラミング言語を学習します。「最初の4ヶ月コース」ではジャバスクリプトという言語を学びます。ここが当スクールの最大の特徴だと思います。中学生・高校生向けに本格的なプログラミング言語を教える教室はこれまでにありませんでした。
オリジナルの漫画教材
テキストに漫画を組み込む事で、中学生・高校生の生徒さんが効率的に理解できるように工夫しています。
沖縄の子供向けプログラミングスクール比較 まとめ
・沖縄では小学生向けのプログラミングスクールが多い。(6校)
・スクラッチというブロックを組み合わせるプログラミング学習がメイン
・ロボット作りを日用品で行う、ユニークな教室もある。(理系の勉強が得意になりそうですね)
いかがでしたか?
学生向け・社会人向けプログラミングスクールは、IT人材の需要が高まり続ける中で、今後もますます増えていくと思います。各スクールで切磋琢磨し、沖縄から強力なIT人材を輩出できれば、現在好調な県経済もさらに発展していく事だと思います。(^^)
今回ちょっと真面目な感じでしたが、次回もうちょっと簡単なテーマにしようと思います。それでは、また。