10月19日の日経新聞に面白い記事が載ってました。
「花の状態 AIが評価」
だそうです。
福岡のホームセンターで始まった取り組みです。
人工知能が花の状態を評価し、仕入れや店頭の管理を効率化する
との事。これまでは、担当者が肉眼で判断していた作業です。
そのため、人によって「アリ」「ナシ」の評価がばらついて
いました。
人工知能でどんな仕事が無くなるか
これまでは担当者が市場や仕入れ先に出向き、経験を積んだ人材しか
仕入れができませんでした。
このシステムを導入後は、
①仕入れ先の農家から花の画像を送ってもらう
②送られてきた画像でAIが花を評価。
③必要な分の花を仕入れる。
という流れになり、時間を効率的に使えます。
どのように花を評価するのか
花の開き方や葉の大きさから、人工知能が
S、A、B、Cの4段階で評価します。ちょうど幽遊白書の
妖怪のランク付けと同じですね。
このランク付けによって、どのクラスを何本仕入れるかの目安にします。
さらに、人工知能が役立つのは仕入れの時だけではありません。
仕入れた花を定期的に人工知能が評価します。
しおれてきたら、値引き販売を行うなど、素早い判断につながります。
どうやって花の目利きを機械に教え込むのか
まずはベテラン担当者が30個の花を選別しランク付けを行います。
花の写真とその評価をコンピューターにインプットしていきます。
「この花の開き方、葉の大きさだと、ランクはA」
「この色味だとランクはB」といった風に。
そして、今度はコンピューターに新しい写真を取り込み、
コンピューターに評価させます。
機械学習ってやつですね。
最初は間違いが多いので、それを修正します。
「これはBと評価したけど、実際はC評価」
といった感じですね。
なんか、人間に教えてるような錯覚になりますね。
今後の仕事の効率化
凄い楽になりそうではありますが、、、。
一つだけ、、、、。
花一本一本写真を撮るって、、、。
めんどくないですか?
どうすればいいでしょうか、、、、。
やっぱり固定されたカメラで自動的に検知してくれた方が
楽ですよね?
iphoneライブラリの顔判別機能みたいに、
監視カメラで自動的かつ定期的にチェックしてて、まずい状況ではアラームが
鳴るみたいな仕組みはどうでしょうか?
これも技術的にすぐクリアされてるでしょう。カメラの技術も
上がってますし。今後は人間が目視によって行っていた判断を、カメラ
が判断する世の中になっていくと思います。
それでは、また。